親を介護するという事は色々な辛さがあるのですね

介護

先日、88歳になる父親が癌の治療の為に入院しました。オシッコが出なくなったと病院で検査した結果、尿道管に腫瘍が見つかったのです。持病の糖尿病と年齢を考えると外科的治療は難しいので、薬物と放射線治療を行う事になりました。

しかし完治させるほど強い治療では体が耐えられず、また余命を考慮するとそこまで苦しい治療を施すメリットもないだろうという事で、最低限の治療に抑える事になりました。

父は「もう、死にたい」が口癖になっています。入院前も「死んだ方がマシ」と困らせました。戦中戦後の混乱期にほとんど自分一人で生き抜き、高度経済成長時代の企業戦士そのものの激しい働き方を長年続け、時には鬱病に苦しみ、時にはバブル経済崩壊で仕事が行き詰まるなど、まさに山あり谷ありの辛い人生を力強く歩んでき父でした。

私のとってはとにかく強い男のイメージしかないそんな父が初めて見せる弱音なのです。記憶力や感情抑制、理論だった思考力の低下など認知症も出始めていて、これから先の事を思うと少々気が重くなります。

しかし実は私はこの父や母と同居しているわけではありません。一緒に暮らして父母の面倒を見てくれているのは弟夫婦なのです。私が父の事で気重になるのは、単に父の病気や認知症が心配なだけではなく、弟夫婦が直面するであろう介護の辛さを考えての事でもあるのです。

父は若い頃、「お前達の嫁に気を使って暮らすのは嫌だから、一緒には暮らさんぞ」と何時も言っていました。だからというわけではありませんが、長男ながら私は結婚してからも両親とは別居でした。

親の介護はなかなか大変

ところが真面目な弟はいずれ放って置けなくなる筈だからと、結婚してしばらく後に渋る父を説得してまで同居を始めました。そして今、弟夫婦は一生懸命に両親の世話を焼いてくれています。本来、長男である私達夫婦がするべき事を、不満の一言も言わずに肩代わりしてくれているのです。

高速道路を使えば車で2時間程度の距離なので通って通えない事はないですが、やはり同居している弟達に負担を賭けっ放しになるのが実情なので実に心苦しいのです。特に、尿道カテーテルで排尿をしている父の、カテーテル取り換えと性器の消毒までしてくれる弟の嫁には頭が下がります。

頑固者の父と負けず嫌いの母を相手にこれまで良く務めてくれましたが、今の状態の父と認知症予備軍の母の日常の相手をしていくのは、嫁として並大抵の心労ではないと思います。そんな状況下で私ができる事は何なのか? どうしたら弟やその嫁の手助けをする事ができるのだろうか?

私達夫婦も実家に泊まり込んで一緒に事に当たるのが最適だとは思いますが、現実には不可能です。どうしても彼らに負んぶに抱っこの状態になってしまいます。そんなこんなに思いを巡らせていると気持ちが重くなってしまいます。

正直、本音を言うと、弟夫婦がこの役目を自ら買って出てくれて良かったという不謹慎な気持ちが私にはあるのです。前述の様に上っ面だけ御託を並べても、その裏でホッとしている自分がいるのにほとほと嫌気が差します。そんな御託を免罪符にして、遠距離をよい事に程々に手伝ってお茶を濁そうと私はしているのかもしれません。私の気重の原因は本当はこれなのでしょうか。

これからが両親の介護看護の正念場となる筈です。私がどれ程の人間なのかが、これから試されようとしています。もちろん経済的な負担も考えなければなりません。

今までの自分の生き方を振り返る時、自分が元々大した人間ではないのは知っていますが、少なくとも弟夫婦に対して恥ずかしくない程度に踏ん張れる事を、自分で自分を叱咤激励したいものです。はてさて、どうなる事やら・・。

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